京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 機械機能要素工学研究室

 

科研費基盤(S)セミナー

境界潤滑現象の解明に向けた新たなアプローチ

https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23H05448/

 

近年、有機系潤滑添加剤の活用による更なる摩擦低減技術の開発が求められています。
本セミナーでは、有機系潤滑添加剤の「溶解構造」、「吸着構造」、「ダイナミクス」、
そしてそれらの微視的情報を包括的に理解するための「トライボ分子シミュレーション」に焦点を当て、
境界潤滑層の形成とその摩擦低減メカニズム解明に向けた新たなアプローチを紹介します。

 

     日時:2024年6月3日(月)13:00~17:00
     開催方式:オンライン
     参加費:無料
     プログラム:
       13:00~ 挨拶と導入  平山朋子(京都大学 機械理工学専攻)
       13:10~ X線小角散乱法(SAXS)の原理と活用例  佐藤信浩(京都大学 複合原子力科学研究所)
       13:50~ 中性子反射率法(NR)の原理と活用例  日野正裕(京都大学 複合原子力科学研究所)
       14:30~ 休憩
       14:40~ 中性子準弾性散乱法(QENS)の原理と活用例  富永大輝(総合科学研究機構 中性子科学センター)
       15:20~ 周波数変調式原子間力顕微鏡法(FM-AFM)の原理と活用例  大西洋(神戸大学 化学専攻)
       16:00~ トライボ分子シミュレーションの基礎と活用例  張賀東(名古屋大学 複合系科学専攻)
       16:40~ 総合討論  平山朋子(京都大学 機械理工学専攻)
        *各35分講演+5分質疑応答

 

     申し込みフォームはこちら【申込〆切:2024/6/1(土)】
     申し込みいただいた方には、追って当日用のzoom URLをお送りいたします。